∇花∇江戸時代中期【五代坂倉新兵衛(源次郎光長)】作 古萩小服茶碗
侘びの名碗！ 萩焼中興の祖十二代坂倉新兵衛鑑定箱・二重伝世箱付 ◇18



～商品詳細～ ～ 江戸時代中期に焼成された古萩小服茶碗です。
坂倉新兵衛の12代として当時衰退していた萩焼の復興を成した萩焼中興の祖【十二代坂倉新兵衛】(1884-1960)による鑑定箱が添えられた、紛れもない真作です！
さらに二重伝世箱には「萬翠」なる人物による書付が貼付され、本碗が12代によって昭和2年(1927年)に鑑定された旨が記されています。
見込から裾にかけてさらりと施釉された萩釉は僅かに赤味を帯び、胴の内外で大小の石が疎らに吹き出し、白い釉なだれが口縁より滑り落ちる中、まるで器を殴りつけるような荒々しい筆さばきにて太い二条の黒線を描いています。
土見せや高台は作り手の作為に満ち、力強く豪放、そして野趣に溢れる景色でありながらも、衒いのない素朴な立姿からは下卑た趣は一切感じられず、古萩ならではの優れたバランス感覚と茶の精神に対する深い造詣をもって造り上げられた一碗に思わず感嘆の念を抱きます。
また長い年月をかけて大切に使い込まれたことで貫入へと染み多んだ茶渋が本椀に一際侘びた風合いを与えており、まさに茶人の愛玩によって育まれた秀碗として末永くご自慢いただけることでしょう。
茶の湯の侘び寂びの精神を忠実に体現する、別格の古萩茶碗です。
十二代坂倉新兵衛鑑定箱・二重伝世箱、仕覆添え。(箱のヤケや染み、割れやソゲ、仕覆の破れやホツレ等、それぞれ相応の傷みあり。仕覆は紐が千切れており現状結ぶことが出来ません。)
是非この機会をお見逃しなく！
～商品詳細～ ～
【サイズ】 口径：約11.6cm 高台径：約5.5cm 高さ：約6.6cm

【重量】


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